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KNOWLEDGE OF MOBILITY

モビリティの豆知識

皆さん、モビチェン🄬ってご存知ですか?glafit株式会社の製造販売する電動バイクGFR-02についているアレのことです。
今回は、この「モビチェン🄬」について、詳しく紹介しながら、特許技術についても公開していきます!

 

モビチェン🄬とは?

モビチェン🄬とは1台の車両で原動機付自転車(原付)と自転車の車両区分を切り替えながら乗ることができるようになる装置です。

glafit株式会社が開発し、令和3年6月の警察庁通達*1によって国内で初めて「車両の区分を変化させることができるモビリティ」として認可されました。ナンバーを隠している状態では自転車として歩道*2や自転車道を、ナンバーを見せた状態では原付としてフル電動でペダルを漕ぐことなく車道を走ることが可能です。

警察庁が通達で示した「車両の区分を変化させることができるモビリティ」は以下の項目が要件として定められています。

●人力モード⇔EVモードの切り替えは停止中でなければならない
●人力モードではナンバープレートを非表示とすること
●人力モードでは原付として走行ができない状態であること
●人力モードであることが外観上明らかであること

*1 参考:令和3年6月 警察庁丁交企発 第270号/警察庁丁交指発 第60号 
*2 車両の大きさが普通自転車として定められた大きさ以下で、自転車通行可の標識のある歩道に限ります

モビチェン🄬の開発の経緯

glafit株式会社は2017年9月に、公道を走ることができる自転車型の原動機付自転車「HYBRID BIKE GFR-01」をリリースしました。この車両は日本の厳しい保安基準をクリアしており、人力を使わずに自走もできる車両でありながら、小型で取り回しが良く、折り畳みもできるため車や電車にも積みやすいなど数々の優れた特徴が話題を呼び、クラウドファンディングで当時の国内史上最高額を達成するなど、新ジャンルの小型原付として革新的な製品となりました。

自転車レーンの例。自転車は青色のレーンを走行できるが原付はいかなる場合も車道を走行する必要がある。

自転車レーンの例。自転車は青色のレーンを走行できるが原付はいかなる場合も車道を走行する必要がある。

 一方で、たとえ速度帯や車両の大きさは自転車とほぼ変わらない車両であっても、日本の交通法規においては常に原動機付自転車として扱われます。車両のバッテリー残量が少なくなったときなどであっても車道を走行する必要があり、利用者からはペダル走行時の車道走行が怖いとの声が寄せられました。

そこで、glafitでは2018年に創設された「規制のサンドボックス制度」を利用し、内閣府へ法改正の要望を行いました。地元和歌山市で行った実証実験、国交省・警察庁・総務省などとの調整を経て、2021年6月「車両の区分を変化させることができるモビリティ」として正式に認可されました。

参考:モビチェンってなに? 電動バイク(原付1種)と自転車を切替えて使う、日本初の二刀流バイクは何故できたのか?

 

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モビチェン🄬の法律上の位置づけ

一言で「公道走行可能」と言っても、車両の区分によってその交通ルールは様々です。
特に「原動機付自転車」と「自転車」の間を行き来するモビチェン🄬付きglafitバイクの法律上の取り扱いは複雑です。以下に詳しく解説します。

まず、公道を走る車両は「道路運送車両法」と「道路交通法」という2つの法律を守る必要があります。「道路運送車両法」は道路を走ろうとする車両について定められた車両についての法律、「道路交通法」は道路を走る上での交通ルールについて定められた法律となっています。

モビチェン🄬が原付モード(ナンバーが見える)状態で走らせている場合は、「道路運送車両法」でも「道路交通法」でも、どちらでも原動機付自転車として取り扱われます。一方で、今回の解釈変更により、モビチェン🄬が自転車モード(ナンバーが隠れた)状態である場合には、「道路運送車両法」では原動機付自転車のまま、「道路交通法」では自転車として取り扱われることになりました。

つまり、車両の規格は原動機付自転車であるものの、交通ルールは自転車の交通ルールで走っても良い、と定められたのです。

以下にそれぞれの法律で定められている、代表的な項目を挙げています。

モビチェン🄬の特許について

「車両の区分を変化させることができるモビリティ」はglafitのみに認可されたものではありませんが、glafitはモビチェン🄬機構の特許を有しており、以下の構造をすべて満たすものはglafitの権利範囲に含まれます。

特許 第7044286号  【請求項2】
車両の種別を示す標識を遮蔽するように動作可能な遮蔽部と、前記遮蔽部が前記標識を遮蔽している間、前記車両の駆動力を制限する駆動力制限部とを備える、遮蔽装置。

これは、事実上この「車両の区分を変化させることができるモビリティ」を作る上では避けて通れない基本特許となっています。このような強力な特許をベンチャー企業が取得することは珍しく、行政と粘り強く交渉して法律の解釈変更を成し遂げたglafitだからこそ取得できた特許となっています。

glafitでは今後もこのモビチェン🄬技術を活用した製品ラインナップを拡充していくとともに、他のメーカーからモビチェン🄬技術を利用したいという声があればライセンス提携を歓迎しております。

モビチェン🄬技術を応用すれば、将来的には車道を走る自動配送ロボットが速度を落として歩道に進入して荷物を配送したり、足の不自由な方の電動車椅子が、トランスフォームしてそのまま車道を走行できるようになるなど、「車両の区分を変化させることができるモビリティ」は多様化が進む社会の中で大きな可能性を秘めています。誰もがより安全に楽しく移動できる社会の実現を目指して、glafitは今後も新しい技術の開発に努めていきます。

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