日本でも普及が始まった電動バイク。環境にやさしく、充電コストも低いことから、多くの人が注目しています。しかし、電動バイクにも故障のリスクはあります。
そこで今回は、電動バイクの故障でよくある原因と対処法をご紹介します。安心して利用するために是非最後まで読んでみてくださいね。
電動バイクの主な故障原因
電動バイクの故障トラブルの中で最も多いのが「バッテリー上がり」。近年電動バイク市場ではリチウムイオンバッテリーが主流です。リチウムイオンバッテリーは、長時間の持続的な走行が可能であること、バッテリー自体長持ちすることから普及しています。
また、電動バイクはバッテリーからモーターへと電力を供給することで動く乗り物であることから、ガソリンエンジンを搭載したバイクに比べて故障リスクが低いです。しかし、故障しないとも言い切れないのが事実です。
以下では、GFR-02に着目して、バッテリー上がりの原因と対策をお伝えしていきます。
バッテリー上がり
電動バイクでのバッテリー上がりとは、バッテリー内の電気量が不足し電源が入らない状態を指します。
バッテリー上がりの症状
バッテリー上がりの症状は、以下のとおりです。
- 電源が入らない
- アクセルを回しても加速しない
- ヘッドライトやテールランプが暗くなる
- メーター表示が不安定になる
- ヘッドライトやテールランプ、メーターが点かなくなる
バッテリー上がりの原因
バッテリー上がりの主な原因は、以下のとおりです。
- バッテリーの耐久年数を超過したことによる老朽化
- バッテリーが過放電した
- 根本的に充電をしていない
バッテリー不具合時の対処方法
バッテリーに不具合が発生した場合の対処方法を以下でご紹介します。
最初にするべきこと
感電する危険性があるため水に濡れている場合を除き、まずは「充電できているか」「充電できる状態か」を確認しましょう。
メーカーで表記されている充電完了時間が経っても充電が完了しない場合、バッテリーに何らかの不具合が発生しているかもしれません。
満充電の状態で保管していても、待機電力によって少しずつ減っていることもあるため、最初に「充電できているか」を確認してみてください。
近くのメンテナンス店舗へ
バッテリーに不具合が起きた場合は、安全のため近くのメンテナンス店舗へ行って一度見てもらうようにしましょう。
バッテリーを長持ちさせるポイント
電動バイクのバッテリーは、使い方次第では寿命を縮めてしまいかねません。バッテリーを長持ちさせるためには以下の点に注意しましょう。
車体に入れた状態では最低1週間に一度充電を
リチウムイオンバッテリーは、電源をオフにしていても内部回路を動作させるために常に微量の電力が流れています。バッテリーを車体に入れた状態で管理する場合は、最低1週間に一度充電するようにしましょう。
車体から出した状態では最低1カ月に一度充電を
GFR-02を毎日利用するわけでなければ、基本的にバッテリーは車体から外した状態での保管をおすすめします。
ただし、使用していない間も最低1カ月に一度は充電するようにしてください。なぜなら、長期間バッテリーを放置すると「過放電」状態になりかねないからです。
過放電とは、容量が空になっているにも関わらず自己放電を続け、バッテリーが弱ってしまう状態のことをいいます。
過放電が長く続くと、さらに「深放電」という状態に陥り、充電自体できなくなってしまいます。結論、冬場などの乗らない時期こそバッテリーをまめに充電するようにしましょう。
電動バイクのバッテリー寿命は?
GFR-02のバッテリー寿命は、2〜3年程度です。定期的に交換することをおすすめしていますが、使用頻度や充電方法によっては短くなる場合もあります。
正規メーカーならバッテリーのみの購入可
電動バイクのバッテリーは、メーカー純正品の使用を推奨します。正規メーカーなら、バッテリーのみの購入も可能のため、バッテリーの故障や寿命が近づいた際に、交換や修理が容易にできます。また、メーカー純正品でない場合は不具合時にメーカー保証が受けられなくなるリスクもあるため注意が必要です。
故障を防ぐための対策
故障を防ぐための対策は、以下のとおりです。
定期的に点検を行う
電動バイクの修理費を抑えるために、定期的に点検を行いましょう。使っていて「ちょっとおかしいかな?」と思いながらそのまま使い続けていると、後々の修理費がかさむ可能性があるため早めに正規ディーラーに見てもらうと安心ですよ。
大雨の日は走行しない
GFR-02は基本的に防水加工されていて、雨の日の走行も可能です。しかし、雨の降り方や雨天時の車両の使い方によっては故障のリスクにも繋がるため、事前に予測できる場合は雨の日の走行は避けた方がいいでしょう。
急に大雨が降ってきた場合は、雨宿りできる場所を見つけてGFR-02を停車させてください。車体が濡れて心配な場合は、バッテリーを取り外して乾かしたり、外装を拭き取り水気を除去して早めに対処しましょう。
電動バイクは電気で動く乗り物であるため、水濡れにより電気系統のショートや感電する恐れがあります。また、水濡れは錆びの原因にもなるため注意が必要です。
洗車するときの水濡れに注意
上記でも述べたように、電動バイクの故障 には「水濡れ」が大きく関係します。
洗車する際のポイントは以下の3点です。
- 洗車前に取扱説明書を確認
- 水はかけず丁寧に水拭きする
- 水が溜まりやすい部分を拭き取る
GFR-02は基本的には乾拭きをおすすめします。車体内部に浸水してしまうと、電気配線などに異常が生じる恐れがあるため、気になるところがあれば丁寧に水拭きするよう心掛けてください。
取扱説明書には、洗車方法や水濡れに注意すべき部位などが記載されています。洗車前に確認するようにしましょう。
電動バイクのメンテナンスのポイント
GFR-02の定期点検は、目安として3カ月に1回の頻度で行えるとより安心です。
また、走行距離が長い場合や、雨天時での利用が続いた場合は、点検の頻度を増やすと安心です。
バイクに乗る際には、必ず乗車前点検を自分で行いましょう。更に定期点検は、購入店舗やメンテナンス店で点検を受けると理想的ですね。
定期的な点検の重要性
電動バイクの定期点検を行うことで、以下のようなメリットがあります。
-
安全性の確保
車体や電装系の不具合を早期に発見し、事故を未然に防ぎます。
-
故障の予防
定期的な点検により、故障の原因となる箇所を早期に発見し
修理や交換をすることで、故障のリスクを軽減できます。
-
車両の性能維持
定期的な点検により、車両の性能を維持し長く快適に使用できます。
glafitは購入後のサポートが充実
glafitでは購入後1か月&6か月の無料点検を実施しています。
購入店舗もしくはメンテナンスショップにてサポートしているため、利用することをおすすめします。
また、保証期間中に万が一品質不良や欠陥、故障が生じた場合は、パーツの交換および修理を無償で承っています。
バッテリーを長持ちさせるために、上記の点に注意するよう心掛けてください。故障の原因や対策を知り、定期的なメンテナンスを心掛けることで、GFR-02での走行をより楽しめることでしょう。
GFR-02の日常点検動画
電動バイクGFR-02の日常点検について、動画にまとめていますので参考にご覧ください。
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