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「出張自動車整備推進協会」設立、及び政策提言発表のお知らせ

 当社は、今後の電動モビリティの普及促進に欠かせない、整備・メンテナンスについての新しい取り組みを支持し、「出張自動車整備推進協会」(以下、出整協)の設立に参加をいたします。
また、8月26日、出張自動車整備を推進するための政策提言を発表したことをお知らせします。

協会設立の背景

 自動車整備業界では、人手不足、高齢化、低賃金による離職といった深刻な課題を抱えています。
有効求人倍率は4.58倍(2021)と高い状況ですが、「成り手」がいないのが現状です。整備士の離職は、近い将来、日本の自動車産業の衰退にも影響する課題として懸念されています。
 これらの課題解決のため、日本の自動車業界では出張による自動車整備が広がってきています。出張作業にて自動車整備が可能となれば、整備士の働き方が自由になり、収入も増える可能性が拡大します。そのため、低賃金を理由に自動車整備業界を離れてしまった整備士が戻ってくる事例が増えています。また、ディーラーや整備工場で勤める整備士の副業の促進にもつながっています。
 利用者にとっても自宅にいながら整備を受けられるため、整備の依頼が容易となり、自動車の安全性向上にも貢献することができます。さらに、ディーラーなど既存の整備工場においても、出張整備士にサポートを依頼する機会が急増しており、そのニーズは高まってきています。
 このような状況を踏まえ、出張自動車整備を推進していくための政策提言や情報発信を目的として、出張自動車整備推進協会を設立いたしました。

参加の背景

 現在、当社のハイブリッドバイクGFR-02のメンテナンス有償サービスとして、株式会社Seibiiとの業務提携により、ブレーキパッド交換、タイヤパンク修理をお客様のご自宅でおこなう、出張修理のプログラムをご提供いただいております。ご利用いただいたユーザー様の評価も高く、今後も出張メンテナンスの需要は高くなると考えております。
 また、当社の目指すVISIONとして電気自動車の開発を念頭にしており、現時点での自動車整備業界の抱える課題の解決において、出張整備という新しい取り組みが、電気自動車の普及にも不可欠になると考えております。
 今年4月に行われた道路交通法の改正では、「特定小型原動機付自転車」の車両区分の新設など、電動マイクロモビリティの普及に合わせた新しい法律ができ、利用するうえでの法的環境の整備が進んでおります。
 モビリティの安全性に関わる整備・メンテナンスについても、新しい仕組みを取り入れていくことで、電気自動車の普及に繋がると考えておりました。
電気自動車に繋がるマイルストーンを刻んでいく間も、このような法整備などにも協力して取り組んで参りたいと思い、出整協へ参加することといたしました。

政策提言内容について

出張整備に関する制度改正のご提案 [詳細資料はこちら]

提言ポイント
自動車整備業界が直面する課題に対して、出張整備の拡大はその解決に貢献します。しかし、出張自動車整備を拡大していくためには、法制度面の課題があります。
現時点では、多くの作業が、一定の広さを持つ認証工場でなければ実施できないルールとなっています。そのため、安全性を確保しながら出張でもできる整備作業を広げていくための法制度改正について提言をまとめました。

出張自動車整備推進協会について

■活動内容
(1)出張自動車整備を推進するために必要な法令改正等の政策提言
(2)出張自動車整備に関する情報交換

■体制
形態:任意団体
会長:株式会社Seibii 代表取締役CEO 佐川 悠(さがわ・ゆう)
会員:
・ 株式会社Seibii
・一般社団法人日本自動車車体補修協会
・東京工科自動車大学校世田谷校
・ glafit株式会社
・株式会社アラカン
・株式会社FOMM
(順不同)

事務局:株式会社Seibii
    國峯法律事務所

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